Policy
● 当犬舎でブリーディングに使われる親犬は股関節(Hips)、肘関節(Elbows)、PRA1・2(進行性網膜萎縮症)の検査を受けています。
● 股関節(Hips)はAまたはB、肘関節(Elbows)は0の親犬のみをブリーディングに使用します。
● PRA1・2(進行性網膜萎縮症)はPRA1はClearのみ、PRA2はClearまたはCarrierの親犬のみを用いますがCarrier×Carrierの組み合わせではブリーディングを行いません。
● オスは15カ月以上、メスは出産時18カ月以上の親犬のみをブリーディングに使用します。メスの生涯における出産回数は最大4回。
ブリーディングを行うにあたり、ヘルススクリーンを受けて繁殖に使用する犬の結果は公表するのがブリーダーとしての責任であり、当然の義務と考えています。ですのでわざわざポリシーとして記述しなければならない国内の現状は非常に残念に思います。
英国ゴールデンレトリバーという犬種にご興味をお持ちでこれからブリーダーを探そうと思われている方は、ぜひヘルススクリーンを公表されているブリーダーさまからお迎え頂ければと思います。
ヘルススクリーンを受けているのが優れたブリーダーではなく最低限の義務で、どれだけ犬が好きで可愛がっていようとヘルススクリーンさえ受けていないブリーダーはブリーダーではなく繁殖屋、パピーミルであり、過去に日本に海外から繁殖に使用できるクオリティを持った英国ゴールデンが入って来なくなった原因の一つでもあります。
ヘルススクリーンを受けていない繁殖屋から子犬を迎えるという事は日本の英国ゴールデンの未来を潰す事の手助けをしているという事を知っていただきたいです。
ただヘルススクリーンに合格しているから犬質が優れていて繁殖に適したクオリティという事ではなく、ヘルススクリーンにだけに注目してゴールデンとしてのクオリティ、健全性を軽視してしまうのは本末転倒になってしまいます。
ゴールデンとしての高いクオリティ、健全性を持っていて、尚且つヘルススクリーンに合格している犬のみがブリーディングに使用されるべきで、両方がそろって初めてブリーディングプログラムに加えることができるのです。
これから英国ゴールデンを飼おうと思われている方にクオリティの事は難しいかもしれませんが、将来に繋げる意味でもぜひ最低限ヘルススクリーンを受けて公表されているブリーダーさまからお迎えください。